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1998-10-27　ArtNo.17035

【クアラルンプル】マハティール首相が先週金曜国会に上程した1999年度予算案は、情報技術(IT)開発費を2億1000万Ｍドルとし、1998年度予算の5億1900万Ｍドルに比べ半分以下に削減した。
この内1億1000万Ｍドルは、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)プロジェクトに関わるテレメディシン、エレクトトニク・ガバメント、スマート・スクール、マルチパーパス・カード等の複数の公共部門フラグシップ・アプリケーションの開発に充当される。残りの1億Ｍドルは公共部門の2000年(Y2K)問題(従来のｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰ･ﾁｯﾌﾟが2000年以降の年号を識別できない問題)対策費に当てられる。
この他には、特にＩＴ部門の振興に充当される予算は存在しないが、経済部門の開発に充当される78億9000万Ｍドルの予算の一部は、経済効率を高めるＩＴ事業に充当される可能性がある。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:10/26)

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