1998-10-27 ArtNo.17031
◆<星>GE/Fitch、OEMからODMへの移行支援
【シンガポール】米国拠点のGEプラスチックとデザイン・コンサルタント会社Fitchが、51:49の出資率でシンガポールに設立した合弁会社GE/Fitchは、相手先商標製造(OEM)からODM(オリジナル・デザイン・マニュファクチュアリング)への移行を目指す地元電子会社に支援を提供する。
工業デザイン・コンサルティング会社Fitchインクの創設者ディーン・リチャードソン名誉会長によると、今年2月から営業を開始したGE/Fitchの8人の専門家チームは設計/製品開発サービスを提供する。ODMから更に独自商標ビジネスに進出する際は、Fitchの大阪、ロンドン、パリ・オフィスや米国の4オフィス--アナーバー(ミシガン州)/ボストン/サンフランシスコ/コロンバス(オハイオ州)のネットワークの恩恵も享受できる。
Fitchのサクセス・ストーリーの1つには、IomegaコープのZipや他のリムーバブル・ディスク・ドライブのためのデザイン/ブランディング・キャンペーンを挙げられる。Fitchのエンジニア/市場調査/コミュニケーション/小売り専門家はラグビー・チームのようにスクラムを組んでフィールドの一端から目標に向かって突進する。
同社はこれまで大手多国籍企業に奉仕してきたが、GE/Fitchは地元中小企業を主要なターゲットにしている。シンガポールの経済開発局(EDB)の支援と、GEプラスティクスの域内1700社の電子企業顧客へのアクセスが、GE/Fitchの顧客の強い見方になるはずと言う。(BT:10/26)
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