SEAnews 1998-10-24 ArtNo.17006

【クアラルンプル】富士通の地元デスクトップＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)市場におけるシェアは7月の2％から9月の4％に倍増、予想を遙かに上回る販売成績を達成した。
Fujitsu PC(Asia)Pte Ltdのヤップ・ミョーシュー重役(MD)が22日催された3つの新デスクトップＰＣモデルの発表会の席上語ったところによると、同社の製品はコンフィギュレーションの相違により3000～1万Ｍドルで、1999年3月までに5％の市場シェア獲得を目指している。
アジアにおける今年の販売目標は5万ユニットから3万ユニットに縮小されたものの、マレーシアにおける売上は好調で、7～9月の域内売上の3分1から半数を占めた。目下法人顧客が全体の90％を占め、残りを政府、中小企業、ホーム・ユーザーが占めている。
今回発売されたデスク・パワー・シリーズ2000、5000、7000は日本で製造された後、シンガポールで顧客の求めに応じて組み立てられている。また来年出荷される製品の50％以上はノート・ブックＰＣになる予定と言う。(MBT:10/23)