1995-01-17 ArtNo.170
◆<星>ケッペル、第3国事業でスワイヤーと提携
【シンガポール】シンガポールのコングロマリット、ケッペル・コープと香港のスワイヤー・グループは中国を初めとする第3国における合弁事業の機会を探っている。
スワイヤー・パシフィックとハチソン・ワンポアが対等出資するホンコン・ユナイテッド・ドックヤーズ(HUD)が、ケッペル傘下のファー・イースト・リビングストン・シップビルディングに発注した世界一の規模を誇る浮きドックの命名式が15日当地で催された。総コスト4000万米ドル、全長290メートル、幅58メートルのドックは最大4万トンを積載でき、世界最大のコンテナ船の補修も可能だ。 ケッペル社のロー・ウィンシュー重役(MD)によると、両グループは様々な業務を手掛けており、幅広い領域で協力することができる。目下両社は合弁の機会を物色中だが、具体的な合弁プロジェクトはまだ存在しないと言う。(ST,BT,LZ:1/16)
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