1998-10-23 ArtNo.16986
◆<星>パヤ・ウビ工業ビル、過去最低価格で売出
【シンガポール】ウビ・アベニュー1に開発される7階建て工業ビル2棟264ユニット(Paya Ubi Industrial Park)中の1棟164ユニットが、平方フィート当たり250~294Sドルの過去最低価格で売りに出された。残りの1棟は完工後賃貸される。
各ユニットは2~4階建てで、ユニット当たりの床面積は2611~7661平方フィート。各ユニットともランプにより、門口まで自動車を乗り付けられるのが目玉。
デベロッパーのパヤ・ウビ・インダストリアル・パークPte Ltdは58万2612平方フィートの敷地購入に1億1380万Sドルを支払い、総床面積125万平方フィートのビル建設に別に2億Sドルを投じている。
販売代理を務めるエドモンド・タイ&Coも過去最低の売出価格を強調している。不動産コンサルタント、コリアーズ・ジャーディン幹部は、価格もデザインも申し分ないが、バイヤーは依然として観望姿勢を採るものと予想した。また工業用地の価格は大幅に下降しているものの、工業不動産の全コストが下降した訳ではなく、例えばパヤ・ウビの場合、建設コストが土地コストのほぼ2倍に達している。
パヤ・ウビ・ビルのデベロッパーは複数の建設請負業者から成り、最大出資者のChng Gim Huat氏はキリネイ・ロードに200ユニットのサービス・アパート“CGHビルディング”を所有している。(BT,ST,LZ:10/20)
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