1998-10-20 ArtNo.16946
◆<馬>ユッセージ・テック、小企業にも受け入れ易いシステム提供
【クアラルンプル】創業6年の地元ソフトウェア会社ユッセージ・テクノロジーSdn Bhdはソフトの開発のみならず、地元中小企業の情報技術(IT)応用レベル・アップに寄与することを目指している。
創設者でもあるルー・カウヨン重役(MD)によると、多くの地元企業はコスト高からITの応用に消極的になっている。例えばトップ・ソフト会社、SAP、Baan、ピープルソフト等の製造業リソース・プラニング・システムの導入には10万~数百万Mドルを要する。
これに対してユッセージ・テック子会社のトップビジョンSdn Bhdが英国プロミス・ソフトウェアLtdの協力を得て開発したトップビジョン・プロダクション・コントロール・ソフトウェアのエントリー価格は5万Mドルで、コスト計算からマテリアル・リソース管理までほとんど全てのベーシックな機能を備えている。今年5月の発売以来既に地元企業やマレーシアに進出した外資系企業にも採用されており、同社は1999年末までに200セットの販売を目指している。
ユッセージ・テックはこの他、ロンドン証取上場の世界的な会計ソフト会社セイジ・グループPlcとも提携しており、“ミスター・アカウンティング”は成功作品の1つ。同製品の特徴の1つは英語、マレー語、中国語による使用が可能なことと言う。(MBT:10/16)
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