1995-05-23 ArtNo.1694
◆<馬>海運基金をM$11億に増額:首相
【長崎】マレーシア政府はより多くの企業が海運業に進出するのを奨励するため、海運基金をこれまでの8億Mドルから11億Mドルに増額する。
マハティール首相は長崎県の大島ドックで催されたマレーシアン・インターナショナル・シッピング・コーポレーション(MISC)のバルク・キャリアー2隻の命名式の席上、以上の消息を語った。これら両船が加わることにより、MISCの船団総トン数は200万トンに達し、マレーシアの船舶総トン数の70%を占めることになる。 一方、東京でマレーシア人留学生代表と会見したマハティール首相は、マレーシア人エンジニアの新技術習得面での消極的態度に不満を表明した。それによると、クアラルンプルの複数の大型建設工事現場を視察した際、目にされたのは日本人や韓国人のエンジニアとインドネシアやバングラデッシュの労働者のみで、マレーシア人の姿は全く目にされなかった。首相がマレーシア人エンジニアは一体どこに行ったのかと質問すると、舞台裏の作業に参加しているという答えが返ってきたと言う。(LZ,ST:5/21,22)
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