1998-10-16 ArtNo.16912
◆<馬>TNB、大口顧客にオフピーク特別優待電力料オファー
【クアラルンプル】電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)は、輸出振興オフピーク特別優待料金をオファーしている。
TNBのアハマド・タジュディン・アリ会長が14日明らかにしたところによると、これまでのオフピーク料金は毎日午後10時から午前8時までの間に適応されたが、“テンポラリー・サタデー・サンデー・タリフ”と命名された新スキームでは土曜の午後4時から午後10時までと日曜の午前8時から午後10時までが加わり、マクシマム・デマンド・チャージ(16.20Mセント・キロ・ワット時)、即ち電力使用が一定限度を超えた際の特別付加料金も撤廃され、使用量に関わらず一律料金が徴収される。
新スキームが適応されるユーザーは、中圧電力E2Sと高圧電力E3S使用者に2分され、E2S顧客には1キロワット時当たり19.8Mセント、E3S顧客には同上18.3Mセントの電力料が課される。但し新スキームは、電力料支払いが年間営業コストの5%以上の顧客にのみ適応される。
TNBは既に大口顧客115社に同スキームの申請書類を送付したが、それ以外の希望者も最寄りのTNBオフィスで申請書類を手に入れることができる。同申請の締め切りは11月30日。(NST,MBT:10/15)
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