1998-10-16 ArtNo.16909
◆<星>横河電機、タンピニースの旧本部ビルを売りに
【シンガポール】横河電機シンガポールはBedok Roadに3000万Sドルを投じて設けた新ビルの完成に伴い、タンピニースの4階建て旧本部ビルを売却する。
マーケッティング・エージェントのCBリチャード・エリスによると、住宅開発局(HDB)から賃借した1万5000平米の敷地のリース期限は1989年12月から30年で、満期後さらに30年延長できる。タンピニース・リージョナル・センター及びチャンギ・ビジネス・パークに近い同ビルの床面積は1万27平米。研究開発(R&D)やデザイン業務を手がける軽工業企業に適している。公開入札は11月18日に締め切られる。
今年初に算定された資産評価額は1750万Sドルだが、市場筋によると、市価はそれ以来20~25%軟化していると言う。
横河グループはシンガポールにヨコガワ・エレクトリック・アジア(YAS)、ヨコガワ・エンジニアリング・アジア(YEA)、ヨコガワ・トレーディング・アジア(YTA)を有し、YASとYTAは今年4月から新ビルに移転、YEAも第2期工事の完成を待って新ビルに入居する。これにより横河グループのシンガポールにおける営業活動は全て新ビルに収容されることになる。(BT:10/15)
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