1998-10-15 ArtNo.16903
◆<印度>Birlaコパーの新精錬所稼働率80%に
【ムンバイ】インド・ガルフ・ファティライザー・アンド・ケミカルズ・コーポレーション傘下のBirlaコパーがグジャラート州Dahejに設けた新精錬所の稼働率が80%に達した。
Birlaコパーが1850クローを投じて進める銅精錬事業の一部を成す当該溶鉱炉は今年5月に試運転を開始したもので、35MW(メガワット)の発電施設も9月22日から試動している。
インド・ガルフは今年度1625クローの売上を予想、内827クローが銅ビジネスで占められる見通しだ。テレコム業界の安定した需要に支えられ、同社の銅在庫は500トンに下降、国内市場シェアは33%をマークした。同社はこれまではコパー・カソードを輸入し、カスト・ロッドを製造してきた。
Birlaコパーは銅精鉱を輸入していることから、アナリストは最近の国際価格の軟化もそれほど懸念には及ばないとしている。(THBL:10/14)
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