1995-01-17 ArtNo.169
◆<星>ユーロ・アジア、中国/国内でS$10億不動産開発
【シンガポール】シンガポールの不動産開発会社ユーロ・アジア・リアルティーは向こう18カ月間に中国及びシンガポール国内で10億Sドル余のプロジェクトに着手する。
クア・ペックロン会長がBT紙に語ったところによると北京における2件の複合開発事業だけで、投資額は9億Sドルに達し、第3のプロジェクトに関する交渉も進められている。 チウシアンチアオ・ロードの19万6000平方フィートの用地に今年第3四半期の着工、98年年央の完工を目処に1億6000万米ドルを投じて開発されるユーロ・アジア・タワーは、28階建てオフィス・ビル1棟と22階建て合計270ユニットのアパート2棟から成り、既に建設許可も得ている。新大使館街のリアンマイ・チアオ・ロードにおける第2のプロジェクト、ユーロ・アジア・シティーは、28階建てオフィス・ビル2棟、20階建てアパート3棟から成り、建設コストは4億6000万米ドルと見積もられている。ユーロ・アジアは両プロジェクトに各87%と80%出資している。不動産コンサルタントによれば、北京の優良オフィス・ビルの販売価格は平方フィート当たり200~385米ドル、アパートは120~190米ドルと言う。 同社はシンガポールではカントンメン・ロードのユーロアジア・センターに付属した1万2000平方フィートの敷地に、最近2723万Sドルで手に入れた7955平方フィートの土地を結合、ここに4800万Sドルを投じて16階建てのオフィス・ビルを開発する。これによりユーロ・アジア・センターには新たに8150平方フィートが加わり、各フロアーの面積は1万8000平方フィートに拡大される。同プロジェクトは来年年央に着工され、98年半ばの完成が予定されている。グループは今年末には別に2件のコンドミニアムの開発も予定している。(BT:116)
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