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1998-10-14 ArtNo.16887
◆<印度>マンパワーがソフトウェア企業の成長牽引
【ムンバイ】インドのソフトウェア・メジャー3社Infosys Technologies、Satyam Computer Services、BFL Softwareはいずれも100%を超える純益/売上の成長をマーク、コモディティー・ビジネスを手がける企業を意気消沈させたが、これら企業の業績を子細に観察すると、コモディティー・ビジネスと多くの共通点を有する。
先ず第1にこれら3社の成長は、ボリューム・ビジネスにより支えられていること。ここで言うボリュームとはソフトウェア・プロフェッショナルの頭数の意だが、このことは総売上と総支出の伸びがほぼ平行していることに示されている。Infosysの場合は総売上の伸びが103%と総支出の伸びが100%で、Satyamのケースでは各152%と149%となっている。しかしBFLはやや趣を異にし、総支出の伸びが低率になっている。またBFLのビジネスは前2社の4分の1の規模である。
このことは利益マージンがほぼ一定しており、コスト・プラスのビジネス・モデルに属していることを意味する。とは言え、伝統的なコモディティー・ビジネスと異なり、新世代のコモディティー・ビジネスのコモディティー(ソフト専門家)は世界的に供給不足となっている。したがって安定成長の鍵は、コンスタントにマンパワーを補充できるか否かにかかっている。
3社の営業利益マージン(OPM)は33~37.5%で、InfosysとSatyamの場合、前年に比べ1%ポイント改善しているに過ぎない。BFLのOPMには劇的な改善が見られるが、これには会社の所有権に関わる紛糾が解決したことが大きく貢献している。
これら3社が業界平均の約50%を倍以上上回る増益を達成できた理由は、急増するコストに抗してマージンを維持したことと同時に、ベスト・ソフトウェア・プロフェッショナルを大量に補充したことによる。
ちなみにInfosysの半期売上は103%増の218.86クロー、純益は126%増の52.07クロー、Satyamの第2四半期売上は142%増の91.89クロー、純益は113%増の18.42クロー、BFLの半期に売上は91%増の47クロー、純益は322.64%増の11.20クローだった。(ET,IE,THBL:10/13)
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