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1998-10-14 ArtNo.16880
◆<星>ACCPAC、Eコマース製品売上60%以上の成長予想
【シンガポール】財務会計、経営管理、電子取引関連ソフトウェアの開発/販売を手がけるACCPACインターナショナルは、中小企業向けEコマース・ソフト及び関連製品のシンガポールにおける売上が年率60%以上の成長を見るものと予想している。
ニューヨーク証取上場コンピューター・アソーシエーツ・インターナショナル・インク傘下のACCPACインターナショナルは12日、シンガポールで一連のACCPACウィンドウズ4.0ビジネス・ソフトウェア新製品を発売した。これらにはACCPACウィンドウズ・エンタープライズ・シリーズ、ACCPACウィンドウズ・スモール・ビジネス・シリーズが含まれ、いずれもマイクロソフトのCOMテクノロジーをサポート、マイクロソフト・オフィスと平行して使用できる。
ACCPACのビル・コープランド副社長(マーケッティング担当)によれば、今年第1四半期(1-3月)のソフトウェア/サーバー売り上げは61%の成長を見ており、シンガポールにおける中小企業向けEコマース関連製品の売上も同様な伸びが見込める。
シンガポールはACCPACにとってアジア太平洋地域最大の市場で、傘下の付加価値再販業者は昨年の8人から今年は20人に増員、顧客は8000社に達する。同社は全世界に3000社以上のビジネス・パートナーを有する。10年前からその製品をシンガポール市場に投入してきたACCPACは、4年前にアジア太平洋地域本部を設けた。同社は2年前からEコマースを戦略部門に位置づけ、関係製品の開発に本腰を入れてきた。
ユーザーはACCPAのソフトウェアを通じて企業内/企業間で注文書を交換、同時に帳簿内容も更新できる。同社のセキュリティー・システムは90%が基本設計によりカバーされ、残りの10%が電子署名や暗号化技術に依存している。
目下上場準備中のACCPACの98年度の営業額は約5000万米ドルで、年間営業額の10%を研究開発(R&D)に投じている。(LZ:10/13)
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