1998-10-13 ArtNo.16876
◆<印度>タタ・エレクシー、新たに2ソフト開発センター設置
【バンガロール】タタ・エレクシー(インディア)Ltdは、ソフトウェア輸出拡張計画の一環として、カルナタカ州バンガロールに今年末の完成を目処に2つのソフトウェア・デベロプメント・センター(SDC)を建設している。
タタ・エレクシーのS.デバラジャン重役(CEO/ED)によれば、同社はこれまでに既に日立及び米国企業の専用SDCを2つ設けており、目下新たな潜在顧客と新SDCのための最終段階の交渉を進めている。同社はこれまでハードウェアに照準を合わせてきたが、今後2年内にソフトウェア輸出が営業額の50%を占めるようになる見通しだ。
現在、主要市場は日本、米国、欧州で、特に米国市場の成長が顕著になっている。既にサンノゼにオフィスを設けているが、新たに2つの海外オフィスを設ける準備も進めている。
最近の国内自動車産業の不振は同社のCAD/CAMビジネスにそれほど大きな影響を与えておらず、同社は薬品業界等の市場の開拓も図っている。
システム統合ビジネス部門は最近、デリー・トランスポート・コーポレーション(1クロー)やOrdance Factoryから大型契約を獲得した。この他、サハラTV(3.5クロー)やユナイテッド・スタジオ(2クロー)からも契約を得た。
タタ・エレクシーは国内最大のワークステーション再販業者で、昨年はユニット数で70%増の売上を達成したと言う。(THBL:10/12)
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