1998-10-13 ArtNo.16873
◆<印度>景気不振に関わらず24業種が上半期に二桁成長達成
【ニューデリー】国内経済全般の成長鈍化に関わらず依然として24業種の売上が上半期(4-9月)に二桁成長を実現した。
最大の成長を見たのはソフトウェアの50%で、以下パーソナル・コンピューター35%、エアコン30%、洗濯機30%、ポリエステル繊維26.5%、モーター・サイクル22.7%、冷蔵庫20%、送電鉄塔20%、ウォーター・クーラー18%、ボイラー16%、自動三輪車14.7%、電機部品13%、ポンプ12%、塗料12%、スクーター10.2%、扇風機10%と続く。
この他の主要部門を見ると、鉄鋼産業売上はは昨年同期の1%から5.9%に加速しているものの、生産量の成長は2%から1%に鈍化した。同様にセメント販売も昨年同期の5.5%を上回る6%の成長を見た。
また商用車は29%、乗用車は4.1%、工作機械は27.4%、冷間圧延鋼は2.3%、自動車部品は12%、ナイロン繊維は19%、苛性ソーダは12%、軸受けは1.6%、ソーダ灰は55%、耐火材は20%、麦芽乳製品は2.6%、紡績機は23%、トラクターは0.2%、電線は1%、建機は0.3%、いずれもマイナス成長を記録した。
昨年同期に比べ鈍化したものの、依然としてなお一桁成長を保ったものには、アルミニウム5.5%、石綿セメント製品5%、ディーゼル・エンジン3.2%、化学肥料1.6%、原油4%、天然ガス2%、LPG3.5%、ポリエステル・ステープル繊維9.5%、精糖機械8%が挙げられる。
この他、売上データは存在せぬものの、同期に生産高が顕著な成長を見たものには、カラーTV26%、時計30%、腕時計30%、VCR5%、建設業12.5%が挙げられる。(ET:10/12)
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