1998-10-12 ArtNo.16861
◆<印度>ジンダルのCorex工場、年内に60万トン製造目指す
【ムンバイ】Jindal Vijayanagar Steel(JVSL)は韓国浦項製鉄所の支援下に400クローを投じて進めるCorex 2000方式の製鉄所の第1期工事を完成、モルテン・メタルの製造を開始した。
年産能力80万トンの新コンプレックスでは鉄鉱石から熱間圧延鋼が一貫生産され、1999年3月までには、やはり年産80万トンの第2ユニットが稼働する。
同コンプレックスでは今年9月までに25万トンが生産され、今年度末までに60万トン、600クローの生産が目指されている。トン当たりの生産コストは270米ドルと、国内では最低レベル。
一方、総投資額500クローのマイソール・ミネラルズとの70:30の鉄鉱事業に第3のパートナーを求める計画は見合わせられた。年産300万トンの同ペレット化プロジェクトは1999年9月までに稼働する予定だ。
JVSLはまたブリティッシュ・スチールとカラー・コーティング/スチール・サービス・センターを設け、自動車業界の需要に応じる計画と言う。(ET:10/10)
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