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1998-10-09 ArtNo.16823
◆<馬>外部勢力の攻撃には反撃:首相
【クアラルンプル】マレーシアの国内経済を隔離保護する政策に外部から攻撃をしかけるものには、徹底的な反撃を検討する。
マハティール首相は7日催された経済復興のための全国会議の席上、出席者から「マレーシアの計画が成功すれば、IMF等の国際組織には大きな脅威になるため、これらの外部勢力はマレーシアの通貨統制政策を失敗させようとしている。マレーシアはこうした攻撃を回避するプランBを準備しているのか」との質問に対して以上の考えを語った。
首相によると、マレーシアは、国際通貨基金(IMF)から勧告された金利と税の引き上げ措置が効果を発揮せぬことを発見したため、独自の方式を採用することを決めたが、彼らはマレーシアの努力を失敗させるよう策謀を巡らしている。
今のところ外部勢力の試みは成功していないが、心の準備は整えて置く必要がある。彼らはマレーシアが資金を必要としていることを十分承知しており、マレーシアが海外起債を計画した際には、ほとんど同時にマレーシアの信用格付けを引き下げ、計画の実行を不可能にした。
首相は1人の医者として壊疽が拡大しつつある際には、その部分をカットする。これは多少過激な措置であり、苦痛を伴うが、時として患者を救うことができる。しかし常に救えると言う保証はない。
そこでもし外部勢力がマレーシアに対して攻撃をしかけるなら、これを切り落とす。首相はここで「切り落とすのは我々の足ではなく、彼らの足である」と付言した。
首相はまたMドルの対米ドル固定相場は、ビジネスの安定を保証するために、できるだけ長く維持すると語った。(STAR:10/8)
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