|
1995-01-17 ArtNo.168
◆＜星＞民主党党大会、創設者チャム前書記長に離党勧告決議
【シンガポール】野党シンガポール民主党(SDP)は14日に開かれた党大会で党創設者のチャム・シートン前書記長に離党を求める決議案を可決した。
この日の中執委選挙では、議長にリン・ハウドゥン国会議員が再選され、チー・スンジュアン氏が書記長代行から書記長に昇格、非チャム氏派が中央執行委員会を完全に掌握した。ＳＤＰの内紛は、ゴー・チョクトン首相の膝元マリン・パレード集団選挙区における補欠選挙にＳＤＰ候補として出馬後国立大学講師を罷免されたチー氏が抗議のハンストを行った際、チャム氏が何等支援活動を行わなかったことに端を発している。 一部のチャム氏派幹部は既にＳＤＰを脱党、新党を組織しているが、チャム氏は自身の去就について明言を避けた。(ST,LZ:1/15,16)
|