1998-10-07 ArtNo.16795
◆<馬>中央銀行、住宅/ショップハウス購入ローンの上限を撤廃
【クアラルンプル】中央銀行は5日、不動産購入ローンの60%の上限を撤廃した。これに伴い銀行/金融会社は住宅不動産やショップハウスの購入ローン限度額を自由に設定でき、これらの不動産がオーナー自身の居住やビジネスに供されるか否かも問われない。
これまでの規制措置は不動産の投機的売買を抑制する狙いから1996年に導入されたもので、オーナー自身の居住に供されぬ15万Mドル以上の住宅とオーナー自身のビジネスに供されぬ30万Mドル以上のショップハウス、およびこの種の住宅やショップハウスの建設用地に適応されていた。
中央銀行の声明によれば、同時に低・中コスト住宅プロジェクトの認可手続きも加速され、いわゆる優先領域の経済活動が促進される。開発業者は低・中コスト住宅開発特別スキームに参与する金融機関に直接融資を申請でき、シャリカット・プルマハン・ヌガラ(SPN:国民住宅公社)に申請する必要はなくなる。(MBT,STAR:10/6)
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