1998-10-06 ArtNo.16783
◆<印度>2001/02年の小型車需要46万台:IDBI
【ニューデリー】インドの小型車需要は2001/02年に46万台に達するが、国内自動車産業の小型車製造施設の稼働率は70%にとどまる見通しだ。
インダストリアル・デベロプメント・バンク・インディア(IDBI)は、Daewoo Motors(大宇)のMatizプロジェクトのために実施した調査報告書の中で、以上のように見通すと共に、大宇はその生産目標の7万6000台を全て販売し、16.75%の市場シェアを占める必要があるとしている。
IDBIは乗用車を、30万ルピー以下のカテゴリーA、30万~50万ルピーのカテゴリーB、50万ルピーを超えるカテゴリーCに区分し、以下のように報告している。
1996/97年時点の国内自動車市場全体に占める各カテゴリーのシェアはAが63%、Bが22%、Cが15%で、AとBは同年18%と29%の成長を見た。
乗用車需要は1996/97年の40万4000台から1999/2000年の54万台、2001/02年の71万台、2006/07年の136万8000台に拡大が見込まれる。
乗用車の供給は1987年の12万7000台から1997年の40万4000台に拡大、後者には小型車35万台が含まれた。カテゴリーAとBの合計市場シェアは現在の72%から2001/02年の65%に縮小する見通しで、これを基準にすれば2001/02年の小型車需要は46万5000台と見積もられる。
一方、1998/99年の乗用車の製造能力は80万台に達し、内小型車の製造能力は25万台アップし、66万1000台に達する見通しだ。(ET:10/5)
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