1995-05-22 ArtNo.1677
◆<馬>サムスン、US$1.71億投じTV部品製造拡大
【クアラルンプル】サムスン・コーニング(M)Sdn Bhd(SCSB)はヌグリ・スンビラン州工場におけるテレビ用ガラス・パネルやファンルの生産を拡大するため、1億7100万米ドルを追加投資する。
SCSBのパク・キューファン重役(MD)が19日に催された借款契約(M$2.15億/US$5500万)調印式後語ったところによれば、来年第1四半期までに同工場の年産量は現在の360万ピースから900万ピースに拡大され、従業員も今日の500人から2倍に増員、工場敷地は7.2haから10.8haに拡張される。目下製品は専ら姉妹会社のサムスン・エレクトロン・デバイシズ(M)Sdn Bhdに納入されているが、97年には30%が輸出される。投資資金は今回取り入れられる借款により一部賄われ、残りは親会社が支出する。93年に設立された累積投資額9000万MドルのSCSBの税引き前利益は昨年の1000万Mドルから拡張計画完了後は1億Mドルに拡大する見通しだ。同社は将来液晶ディスプレイ(LCD)用液晶ガラスの製造に乗り出すことも計画している。(STAR:5/20)
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