1998-10-05 ArtNo.16768
◆<印度>グジャラート、US$290億インフラ事業オファー
【ガンディナガル】グジャラート州政府は海外投資家に290億米ドルのインフラ事業に参画する機会を提供する。
グジャラート州政府のSuresh Mehta工業部長はワシントンで先週開催されたワールド・エコノミック・デベロプメント・コングレスの会場で、同州のインフラ開発の概要を説明するとともに、透明な取引、官僚主義排除、投資家の身になった手続き処理、堅実な政策とシステムを保証した。州政府はまたリスク・シェアリング・スキームも用意している。
同州の港湾を中心に据えた経済開発政策は、既に多くの野心的なインフラ開発事業を離陸させている。目下道路事業に40億米ドル、港湾/液化天然ガス(LNG)プロジェクトに55億米ドル、鉄道事業に20億米ドルの投資が予定されている。
既に始動したプロジェクトには、来年稼働予定のJamnagarのメガ石油精製プロジェクト、2つのLNGターミナル事業、Kutchにおける年産75万トンの輸出志向型アルミナ事業、やはりKutchにおける各年産300万トンの港湾ベースのセメント・プロジェクト12件が挙げられる。これらのプロジェクトを通じてグジャラート州はインドの指導的な海事産業基地になるはずと言う。(ET:10/3)
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