SEAnews 1998-10-01 ArtNo.16716

【サダオ】クダ州拠点のUMJ-MOCCIS Holdings Bhd Groupが51％、タイのビジネスマン、Swat Panyosaranya氏が49％を、それぞれ出資するエアコン製造会社Lexus-Aire Industries Co Ltdは来年2326万米ドル、再来年は3488万米ドル、2005年には8818万米ドルの売上を見込んでいる。
マレーシア国境に接したタイのサダオに5700万Ｍドルを投じて設けた工場で催された開所式の席上、アルバート・エン重役(CEO)が語ったところによると、今年はこれまでに485万米ドルの売上を達成、税引き前利益は35万2160米ドルと見込まれ、来年の税引き前利益は552万米ドルに達する見通しだ。
サダオ工場では壁かけ型、床置き型、カセット・タイプ、ポータブル・モデル、コンソール・タイプ等、各種エアコンを44万ユニット生産、製品の80％は独自のGenaire商標で、残りは相手先商標(OEM)で、いずれも輸出されている。
同社はクダ州アロルスタルにも年産18万ユニットの同様な工場を有し、製品はマレーシア国内市場と輸出市場の双方に向けられる。マレーシアにおける市場占有率は10％で、マツシタ、キャリア、ヨークに次いで4位にランクされる。ちなみにパハン州開発公社(PSDC)が51％出資するGenaire HoldingsがMJ-MOCCISに42％出資している。(MBT:9/30)