SEAnews 1998-09-30 ArtNo.16706

【チェンナイ】フジクラはチェンナイ拠点のタミールナド・テレコミュニケーションズLtd(TTL)の13.5％のシェアを取得、ＴＴＬ取締役会に2人の代表を送り込んだ。
ＴＴＬのV. Partha Sarathy重役(MD)が28日の年次総会後語ったところによると、同社は目下タミールナド州チェンナイ近郊マライマライ・ナガールに光ファイバー・ケーブル(OFC)工場を建設中で、フジクラは技術協力者及びプロモーターとして、ＴＴＬに参加、ＯＦＣの世界市場における販売を引き受ける。工場設備はフィンランド企業Nextrom Technologies Ltdが今年12月～来年1月の間に納入する。
ＴＴＬの1998年3月期年商は4億571万1000ルピー、純益は414万2000ルピー。同年のジェリー・フィールド・ケーブル生産は62万7000ｋｍで、内62万ｋｍを販売した。
ＴＴＬにはタミールナド工業開発公社(TIDCO)が29％、テレコミュニケーションズ・コンサルタンツ・インディアLtd(TCIL)が30.5％、フジクラが13.5％それぞれ出資、残りのシェアは一般投資家が保持している。(THBL:9/29)