SEAnews 1998-09-30 ArtNo.16696

【シンガポール】チャータード・セミコンダクター・マニュファクチュアリング(CSM)は28日、米国企業ルーサーント・テクノロジーズと合弁で進める10億米ドルのウエハー・ファブリケーション合弁事業を1999年半ばまで延期することを確認した。
ＣＳＭは今年1月には、合弁会社シリコン・マニュファクチュアリング・パートナーズ(SMP)が今年末から月間2万6000ウエハーの製造に着手すると発表していた。しかしインターネット情報紙エレクトロニク・バイヤーズ・ニュースは先週、ＣＳＭは市場の設備過剰と価格圧力に屈し、生産開始期日を延期したと報じた。
ＣＳＭのチュン・チャンヨン上級副社長が28日ＢＴ紙の質問に答えたところによると、ＳＭＰの操業開始は延期されるものの、設備の据え付けや150人以上のエンジニア及びマネージャーの雇用は予定通り行われると言う。
ＳＭＰは先月も、ヒューレット・パッカード及び経済開発局(EDB)との同様のウエハー製造合弁事業の延期を発表していた。(ST:9/29)