1998-09-29 ArtNo.16693
◆<印度>多国籍企業現地法人PER、親会社を上回る
【ムンバイ】多国籍企業現地法人の株価収益率(PER)は、親会社の本国におけるPERを上回っている。
エコノミック・タイムズが調査した結果、例えばジレットのニューヨーク証取(NYSE)におけるPERは25.73倍だが、子会社のインディアン・シェービング・プロダクツのボンベイ証取(BSE)におけるPERは102.2倍に達している。ユニリバーとその子会社ヒンドスタン・リバーの場合は22.20倍と50倍となっている。
アナリストによれば、こうした差が生じるのは、例えば米系多国籍企業の成長率は5~10%で有るのに対し、インド上場子会社のそれは15~20%にのぼるためと見られる。(ET:9/28)
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