1998-09-26 ArtNo.16662
◆<印度>MRL、Spicとの芳香族合弁から撤退
【チェンナイ】マドラス・リファイナリーズLtd(MRL)はサザン・ペトロケミカル・インダストリーズ・コーポレーションLtd(SPIC)との合弁会社ナショナル・アロマチクス・アンド・ペトロケミカルズ・コーポレーションLtd(Arochem)からの撤退を決めた。
Arochemは4672クローを投じて、チェンナイ近郊Manaliに芳香族、高純度テレフタル酸(PTA)、ポリエステル長繊維(PFY:polyester filament yarn)等の製造を手がける石油化学コンプレックスを設けるはずだった。
しかしMRLが政府方面の認可を得るのに手間取る間、Spicは他社と同様のプロジェクトを手がけ、このためMRLが合弁契約違反でSpicを訴えていた。Spicのもう一方のプロジェクトは1994年当時の概算で2400クローと見積もられ、これまでに900クローが投じられたが、こちらもMRLとの紛争が原因で停頓していた。(ET,IE,THBL,TH:9/25)
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