SEAnews 1998-09-25 ArtNo.16640

【クアラルンプル】マレーシアン・ユナイテッド・インダストリーズBhd(MUI)は向こう2～3年間に独自の情報技術(IT)システムの構築に2000万Ｍドルを投資する計画だ。
ＭＵＩグループのン・クワンチョン重役(MD)が23日催されたマイクロソフト(M)Sdn Bhdとのセレクト・コーポレート・ライセンシング・プログラム契約調印式後語ったところによると、ＩＴシステムは主に傘下のホテル、小売りビジネスのためのもので、ハードウェアに60％、ソフトウェアに40％が投じられる。ＭＵＩグループは国内400社、国外100社の系列会社を有し、目下これらのオフィス間で情報を自由に、効率的に交換できるデジタル・オフィス化が図られている。
マイクロソフトとの今回の契により、ソフトウェア支出を40％カットできる他、マイクロソフトのソフトウェアに統一することにより、システムの効率化が図れる。
マイクロソフト(M)のベネディクト・リー重役(MD)によるとセレクト・コーポレート・ライセンシング・プログラムは500ユニット以上のコンピューターを使用する企業をターゲットにしており、目下マレーシア国内企業130社が同スキームに参加していると言う。(STAR,LZ:9/24)