SEAnews 1998-09-24 ArtNo.16630

【ニューデリー】韓国のDaewoo Motorsが近くインド市場に投入する小型乗用車Matizにはインドの環境に適応できるよう3つの主要な調整が加えられている。
DaewooのH.S.Choi研究開発(R&D)主任が22日記者会見したところによると、Matizは元々北極圏の極寒や砂漠の灼熱にも耐えられるようスウェーデンやオーストラリアにおける180万キロに及ぶ走行テストを受けた全地形全天候型のグローバル・カーだが、インドでは、凹凸の激しい道路や燃料の異なる品質にも対応できるよう、ショックアブソーバー、燃料供給システム、グランド・クリアランスに変更が加えられている。
しかしMatizは例えばMaruti Udyog Ltd(MUL)のMaruti800等、他社製品に食うか食われるかの競争を挑むものではなく、全く異なる、全く新しい製品と見なされるべきである。チョイ氏は2000年までに年産6万台を目指すと語ったが、売出価格は明らかにしなかった。しかし韓国では約500万ウォン、35万ルピーで販売されていると言う。(TH:9/23)