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1998-09-24 ArtNo.16616
◆＜星＞世界のトップ２５企業のＥコマース・ユニット誘致
【シンガポール】シンガポール政府は向こう5年間に世界のロジスティクス／製造／サービス業界のトップ企業少なくとも25社のＥコマース・ユニットを誘致する計画だ。
デービッド・リム国防担当国務相が22日催されたコンパック・Ｅコマース・センター開所式の席上語ったところによると、政府は必要なインフラを整備し、世界各国の企業がシンガポールを拠点にＥコマース戦略を展開するよう奨励している。情報技術(IT)専門家やＩＴ時代をリードする最先端の企業の他、5000社以上の多国籍企業をプールすることが目指されている。経済開発局(EDB)のリュー・ヘンサン局長(MD)によるとＥコマース部門の誘致はシンガポールを知的産業の世界ハブにする戦略の一環でもある。
シンガポールが誘致を目指すトップ25企業の先頭を切ってこの日、Ｅコマース・センターをオープンしたコンパックは、向こう5年間に1500万米ドルを投じてインターネットを通じたセールス網を構築する計画だ。コンパック・アジア・パシフィックのポール・チャン副社長兼ＭＤによると、今年の同社の域内コンピューター販売は当初の予想をかなり下回り、昨年並みのユニット数にとどまりそうだ。来年はさらに厳しい環境が予想されると言う。(ST,BT,LZ:9/23)
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