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1998-09-21 ArtNo.16572
◆＜星＞ＣＰＦカットがＮＷＣ新提案の目玉に：通産相示唆
【シンガポール】中央積立基金(CPF)雇用主負担のカットが、来月政府に提出される全国賃金審議会(NWC)の新提案に含まれることは、ほぼ確実なようだ。
リー・ヨクスアン通産相は18日、ＮＷＣは恐らくＣＰＦカットをその提案に含めるとの見方を示した。この日、ウッドランズの企業4社を視察後記者会見した同相は、国内経済の競争力維持に必要なことなら政府は何でもする用意があると指摘した。
リー氏は、「ＣＰＦカットは、前回のリセッションの際と同様に、景気回復を早めることができるのか」との質問に、非常に迅速に景気が回復するとは期待できないが、もしコスト競争力を高める正しい措置が採られるなら、またもし電子産業が回復するなら、回復はかなり早まり、近隣諸国より早く回復の波に乗ることができると語った。
賃金の可変部分をどれだけカットできるかが問題だが、例えばいわゆる第13カ月目の給与(年次賞与)、例えば1～2カ月分がカットされるなら、これはかなりのコスト削減と言える。政府は賃金の他、公共料金、土地賃貸料、公益サービス料等のカットも検討していると言う。(ST,BT,LZ:9/19)
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