1998-09-21 ArtNo.16569
◆<星>モービル石化プロジェクト、2003年以降に着工
【シンガポール】モービル・コープは、経済開発局(EDB)と合弁で、シンガポールに8億米ドルを投じてナフサ・ベースのエチレン・クラッカーを設ける方針を決定した。
モービル・コープが18日発表したところによれば、モービル・オイル・シンガポールは同プロジェクトに80%、EDB傘下のEDBインベストメンツPte Ltdが残りの20%を、それぞれ出資する。しかしながらジュロン島における工事は、下流部門顧客とのセールス契約が準備されるのを待って着工される。アジア経済の停頓から見てこの種の交渉は長引く見通しで、2003年以前に着工される可能性は薄いと言う。
モービルの既存製油所に隣接して設けられるクラッカーは年間80万トンのエチレンと同40万トンのプロピレンの製造能力を備える。(ST,BT,LZ,STAR:9/19)
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