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1995-05-19　ArtNo.1656

【クアラルンプル】ナショナル・スチール・コープ(NSC)は向こう2年間に24億ペソを投じてその生産能力を年間240万トンに倍増する計画だ。
ＮＳＣのジョセフ・チョン社長によれば、当面の拡張資金として1億ペソが準備されており、目下設備の調達、金融パッケージ、プロジェクト・スタディー等の準備が進められている。チョン氏が専務取締役(MD)を務めるウェストモント・ホールディングズ傘下のウィンティックは昨年10月にフィリピンのナショナル・デベロプメント・コープ(NDC)からＮＳＣの55％権益を買収したが、これまでにＮＳＣの負債返済のために30億ペソを注入した。これによりＮＳＣの負債は150億ペソに軽減された。ＮＤＣはＮＳＣの45％の残余権益の内10％を公開し、年内にＮＳＣの証取上場を実現する計画で、公募により3725億ペソ調達を目指している。同資金は残余負債の返済と、拡張費に充当されると言う。(MBT:5/18)

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