1998-09-18 ArtNo.16550
◆<印度>Fagプレシジョン、輸出拡大でリセッション乗り切り
【ムンバイ】Fag Precision Bearings Ltd(FPBL)は、ベアリング業界が直面する不況を乗り切るため輸出拡大に本腰を入れている。
FPBLのDR Sagar会長が16日の年次総会後語ったところによると、国内景気の後退に関わらず、年初5カ月の営業額は2.35%の拡大を見た。これは主に輸出売り上げが前年同期の12クローから45クローに拡大したため(いずれも暫定予測値)。
同社は予想される輸出需要の拡大に応じるため15クローを投じて設備能力を2倍に拡大したが、4週間以内にフル操業できる見通しで、これにより22クローの売り上げ増が見込める。
FPBLはまた10.5クローを投じ、最新のダブル・ロー・アンギュラー・コンタクト・ボール・ベアリング(DRACBB)の製造も計画している。Maruti UdyogはFPBLをDRACBBの独占納入業者とする計画で、FPBLは15クローの売り上げを見込んでいる。(IE,THBL:9/17)
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