1998-09-17 ArtNo.16533
◆<印度>西ベンガル、バイエルのポリブタジエン・ラバー事業誘致
【ベルリン】西ベンガル州工業開発公社(WBIDC)はドイツ企業バイエルAGと、600クローのポリ・ブタジエン・ラバー事業をHaldiaに誘致する最終段階の交渉を進めている。
ハルディア・ペトロケミカルLtd(HPL)の5170クロー石化プロジェクトの下流部門を成す同プロジェクトではバイエルに74%の出資率がオファーされている。一方、石化事業にはタタ・グループが144クロー、Chatterjee Sorosグループが433クローを投資している。
ドイツ企業BASFの技術支援を得たHPLのナフサ・クラッカーは来年は稼働、年間7万4250トンのブタジエンが供給可能になる。WBIDC代表団はバイエルの他、BASF/ヘキストとBOPPフィルム・プラントの建設、デグサとは他の化学事業について協議を進めており、ティセン・クルップやLugi/Zimmer(PET樹脂)との商談も予定されている。(ET:9/16)
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