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1998-09-17 ArtNo.16526
◆＜星＞ＳＥＳ、Ｃｌｏｂ株の移転でＫＬＳＥと合意
【シンガポール】シンガポール証取(SES)は15日、シンガポールの店頭市場セントラル・リミット・オーダー・ブック(CLOB)で取引されてきたマレーシア株のマレーシア中央預託機関(MCD)への移転に関してクアラルンプル証取(KLSE)と合意に達したと声明した。
ＳＥＳの声明は合意の具体的内容には触れておらず、詳細は追って発表すると述べている。この日はＣＬＯＢにおけるマレーシア銘柄の最後の取引が行われた。観測筋はＫＬＳＥが前日に、ＣＬＯＢで購入された株式は暫時凍結されると声明したことから、マレーシア銘柄の投げ売りが生じる可能性を予想していたが、パニックは生じず、ＵＯＢ ＯＴＣインデックスは3.97ポイント、あるいは1.8％アップ、227.58で引けた。
ＫＬＳＥはＳＥＳに対して11月30日までに、マレーシア拠点の証券ブローカーのノミニー口座に保管されているＣＬＯＢマレーシア株の詳細を報告するよう求めた。
証券業界筋によると、比較的長期にわたるタイムフレームが設定されたのは、この種の株式がＫＬＳＥで1度に大量にダンピングされるのを防止するためと見ている。(ST,BT,STAR:9/16)
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