1998-09-16 ArtNo.16521
◆<印度>VSNL、キャパシティ不足でネット接続契約ストップ
【ムンバイ】インドのインターネット接続サービス独占会社、国営Videsh Sanchar Nigam (VSNL)はキャパシティー不足から過去1週間インターネットの新規接続契約を凍結しているが、向こう2週間もこうした状況が持続する見通しだ。
VSNLはインターネット・サービス契約者の急増で、キャパシティー不足に直面したが、マハナガル・テレフォン・ニガム(MTNL)や電信局(DOT)は新たな電話回線を提供していない。VSNLによると、目下のところ契約者の数は6万人に達したのに、電話回線は4000回線しか存在せず、電話回線と契約者の比率は1:15。これらの者が同時にインターネットへの接続を試みれば、成功率は15分の1にとどまると言う。同社はムンバイで目下5000回線の増設工事を進めているが、その完成にはなお2週間を要するという。(IE:9/15)
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