1998-09-14 ArtNo.16488
◆<印度>ベンツ/フォード、ノックダウン・キット輸入覚書に調印
【ニューデリー】メルセデス・ベンツ・インディアLtdとマヒンドラ・フォード・インディアLtdは11日、外国貿易総監(DGFT)と自動車ノックダウン・キットの輸入に関わる覚書を交換した。関係覚書のルールは業界の意向も取り入れ、最近修正されたが、これにより新ルール下の覚書調印企業の数は5社になった。
関係覚書の下、メルセデスは1999/2000年度に1億4200万米ドルの自動車部品キットを輸入、2001/2002年までに部品輸入と完成品や部品の輸出に伴う外貨収支の均衡を実現する。また地元部品使用率は当初の58%から1999/2000年までに70%に高める。メルセデスは1997/98年までにインドにおける自動車製造事業にエクイティー7056万米ドルを注入している。
マヒンドラ・フォードは1999/2000年までに70%の地元部品使用率を達成する。同社は部品輸入に1億1000万米ドルを投じるが、向こう5年間に完成車と部品輸出により相殺、外貨収支の均衡を実現せねばならない。マヒンドラ・フォードの自己資本は1727クローで、内1592クローをフォードが負担する。
ホンダ・シエルが今年4月に先頭を切て新ルール下の覚書に調印(投資愕850クロー/部品輸入US$2.03億)、その後Daewoo Motors India(部品輸入US$8億)とInd Auto Ltd(Fiat:部品輸入US$1.9億)も覚書に調印した。ジェネラル・モータズも間もなく調印する見通しと言う。(ET,IE,THBL:9/12)
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