1998-09-11 ArtNo.16451
◆<馬>貸付成長は最低8%、SRRは最終的に2%に:中央銀行
【クアラルンプル】銀行金融機関は今年通年で最低8%の貸付の伸びを実現せねばならず、目標を達成できなかったものは、釈明が求められる。
中央銀行のアリ・アブ・ハッサン・スライマン総裁は9日同氏が総裁に就任して以来初めて銀行界幹部(CEO)と会談、以上の目標を示すとともに、金融機関の法定準備率(SRR)は適当な時機に2%まで引き下げると語った。
銀行界はSRR引き下げに伴う余剰資金により、銀行界の資本基盤強化の任を負うたダナモダル・ナシオナルBhd(DNB)の債券を購入することが奨励される。DNBは銀行界の資本基盤補強に当面94億Mドルを必要とするが、同措置は向こう2~6週間で完了する。これには15億MドルのRHBバンクによるサイム・バンク買収計画が含まれる。
新たな通貨管制の導入に伴い銀行業務の煩雑さが増すことから、各銀行金融機関には、四半期ごとではなく、半年ごとの財務データの開示が求められると言う。(STAR,NST,MBT,ST,BT:9/10)
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