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1998-09-10　ArtNo.16439

【クアラルンプル】マレーシアの中央銀行は、昨年4月1日に導入された証券取引融資を総貸付残高の最大15％に制限する規制措置を撤廃する可能性も検討する。
マハティール首相は8日、「もし市況が低迷し続けるなら、より多くの資金を解放するが、市場が活況を回復するなら、その必要はなかろう」と語った。中央銀行は月曜、やはり昨年4月1日に導入された不動産購入ローンを総貸付残高の20％以内に制限する措置を撤廃しており、首相の以上のコメントはこれを受けてなされたもの。
中央銀行の金融規制緩和は、マハティール首相がアンワル副首相兼蔵相を解任し、自ら蔵相を兼務したのに続くもので、証券市況を刺激するものと予想されている。(ST:9/9)

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