SEAnews 1998-09-10 ArtNo.16437

【クアラルンプル】マルチメディア・デベロプメント・コーポレーションSdn Bhd(MDC)は、最近マレーシア政府が実施した資金統制のマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)に対する影響について少なからぬ問い合わせを受けている。
ＭＤＣのオスマン・ユップ・アブドラ会長が8日語ったところによると、ＭＳＣ企業は利益の海外送金や旅行者により持ち込まれ、持ち出される外貨への影響に関心を寄せている。
去る火曜に中央銀行が発表したところによれば、統制措置には、10月1日よりＭドルの海外取引を停止すること、旅行者によるＭドルの持ち込み持ち出しを1000Ｍドルに制限することが含まれる。
新聞報道によれば、中央銀行はＭＳＣが統制措置の適応を免除されるとしている。ＭＤＣは中央銀行にさらに詳細な情報提供を求め、ＭＳＣ企業にその結果を報告する。ＭＤＣは統制措置のＭＳＣに対する影響を慎重にモニターして行くが、影響はそれほど大きくないものと見られると言う。(NST:9/9)