1998-09-09 ArtNo.16428
◆<印度>中央銀行、IT/ソフトウェア融資ガイドライン立案
【バンガロール】政府がソフトウェア産業に対する税制優遇措置導入の方針を明らかにしたのを受けて、中央銀行はこのほど情報技術(IT)産業及びソフトウェア産業に対する運転資金融資のガイドラインを発表した。
中央銀行は銀行/金融機関に配布した回状の中で、ソフトウェア開発への融資がかなりのリスクを伴うベンチャーと見なされるべきであると指摘するとともに、中央銀行により指名されたグループが提案したガイドラインを明らかにしている。
それによると銀行は10クローまでは、キャッシュ・クレジットや当座貸し越し方式により自由裁量で融資を行うことができる。10クローを上回る融資については、購買/割引/請求書等に基づく適切なファシリティーを通じた融資が認められる。
IT企業に関しては全ての融資申請に、プロジェクトの詳細やビジネス・プランに関する報告書が添えられねばならない。(THBL:9/8)
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