1998-09-08 ArtNo.16414
◆<印度>LML、国際廷にPiaggioに賠償求める訴え提出
【ニューデリー】Singhania一族とイタリアの自動車メーカーPiaggioのAgnelli一族との合弁会社LML Ltdを巡る紛争で、LMLはPiaggioに7100万米ドルの賠償を求める訴えをパリの国際商業裁判所(ICC)に提出した。
両者の合弁契約には、「調印者の1人が合弁事業から撤退、もしくは死去した場合は、残るパートナーがその持ち分を平等に買い取る権利を有する」との一項が盛り込まれており、シンハニア一族は、昨年12月にGiovanni Agnelli氏が癌で亡くなった後、買い取り権の行使を図ったが、Agnelli一族により拒絶された。
LMLは、PiaggioはLMLが様々な契約違反を犯したと、根拠のない主張を行ったとしている。(ET,IE:9/7)
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