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1998-09-08 ArtNo.16410
◆＜馬＞プロットタイプＰＣＢメーカー、納期を２４時間に短縮
【クアラルンプル】マレーシアで最も納期の短いプロットタイプ・プリント基板(PCB)メーカーと自負するアジア・プリンテッド・サーキットSdn Bhd(APC)は、納期を24時間に短縮することを目指している。
ＡＰＣのエドモンドＫ.Ｋ.ウォン重役(MD)によると、国内同業者の納期は5日以上で、仮に海外に注文すれば2週間を要するが、同社は顧客の注文から36時間でプロットタイプを完成させている。目下のところ2層ＰＣＢの生産を手がけているが、同社は700万Ｍドルを投じて最先端の機械設備を輸入、1999年第1四半期までに多層ＰＣＢの製造能力を付けるとともに、24時間納期の目標も達成する計画だ。
拡張資金の内250万Ｍドルは内部資金で、202万Ｍドルは通産省テクノロジー・アクウィジション・ファンド(TAF)の補助金で、残りは銀行借入で賄う。
ペラ州Kamparの1120平方フィートの工場も手狭になることから、新工場を設け、予想される2000年以降の需要拡大に備える。同社は製品の半ばを米国、オーストラリア、日本等に輸出しており、通貨危機は同社の事業にはむしろプラスしたと言う。
2000年にはクアラルンプル証取(KLSE)上場を目指すＡＰＣは、幼なじみのウォン・シウコン、エドモンド・ウォン、サイモン・ウォン・ペンインの3氏が合計30万Ｍドルの資金を持ち寄り設立したもので、払込資本は目下の100万Ｍドルから今年末にはさらに500万Ｍドルに拡大されると言う。(NST:9/7)
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