1998-09-08 ArtNo.16409
◆<馬>豪州企業Comalco、アルミナ精錬所建設
【クチン】オーストラリア企業Comalco Aluminium Ltd(CAL)はサラワク州ビントゥルのSimilajauに約100億Mドルを投じて年産420万トンのアルミナ精錬施設を設ける。
環境アセスメントに付属した参考資料によれば、同プロジェクトでは精錬所の他、新港湾、ビントゥルからの天然ガスパイプライン敷設、発電施設、既存の送電網にリンクされる275KV送電線、精錬所廃棄物の貯蔵ダムが設けられる。
CALは、オーストラリアのクイーンズ・ランドで採取されたボーキサイトを原料として同プロジェクトに供給する。当初年間300万トン、最終的に900万トンのボーキサイトが処理され、同時に当初年間11万トン、最終的に33万トンの石灰も必要とされる。CALは完全出資子会社ノーザン・アルミナSdn Bhdを設立して、プロジェクトを進める。
環境アセスメント報告書は目下環境省の審査を受けていると言う。(STAR:9/7)
|