1998-09-07 ArtNo.16397
◆<印度>鉄鋼業界、蔵相に一連のスランプ打開策陳情
【チェンナンイ】国内鉄鋼業界の代表は4日、Naveen Patnik鉄鋼・鉱業相に伴われ、ヤシュワント・シンハ蔵相と会談、鉄鋼産業の一連のスランプ打開策を提案した。
これらには修正付加価値税(MODVAT)適応除外建材品目に対する消費税減税、輸入原料に対する特別関税/特別追加税の撤廃、デューティー・エンタイトルメント・パス・ブック(DEPB)スキームの疑似輸出への拡大適応、反ダンピング税スキームの合理化、プロジェクト・ファイナンシングの改良、所得税制の合理化、インフラ/建設プロジェクトの加速が含まれる。
会談後Patnik鉄鋼・鉱業相が記者会見したところによると、蔵相は全ての提案内容に検討を加えることを約束した。重要なことは全てのインフラ・プロジェクトの認可手続きを加速すること。
修正付加価値税が適応されない建材の消費税を現在のレベルから引き下げることの他、部品輸送に対する課税やストック・ヤード・チャージも撤廃されるべきである。
これらの提案には特にタイムフレームは設けられていないが、鉄鋼・鉱業省は大蔵省の措置を見守っていくと言う。(IE:9/5,THBL:9/6)
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