1998-09-05 ArtNo.16374
◆<星>スキルズ・デベロプメント・センター、来月開校
【シンガポール】シンガポール政府が、ブキ・ムラ・ポリテクニックの旧校舎を利用、1500万Sドルを投じて設けるスキルズ・デベロプメント・センター(SDC)が来月末にオープンする。
SDCには26教室、14作業室、12実験室が設けられ、全日制と夜間の2部制により、就業前の離校生に対する職業教育や在職労働者や比較的高齢な労働者を対象にした再訓練が提供される。
昼間は、主に就業前の離校生を対象としたサティフィケート・オブ・コンピタンシー(COC)、第3、第2級ナショナル・テクニカル・サティフィケート(NTC)等のコースが準備され、夜間は在職労働者らを対象に特別な機材や教材を必要としないサティフィケート・イン・ビジネス・スタディーズ(CBS)、サティフィケート・イン・オフィス・スキルズ(COS)等のコースが設けられる。
リー・ブンヤン労相は今年7月末に催されたシンガポール・ポリテクニック卒業式の席上、終身学習制の長期目標達成を目指し、高等学府が一般学生の教育と同時に在職労働者や高齢者に再訓練の場も提供する“ワン・インスティテュート・ツー・システムズ”コンセプトを発表していた。(LZ:9/4)
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