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1998-09-03　ArtNo.16348

【クアラルンプル】ラヒム・ノール警察長官は2日、アンワル前副首相兼蔵相が逮捕あるいは軟禁されたとの説を否定する一方、『アンワルが首相になれぬ50の理由』と題する一書を巡る訴訟に絡んで、アンワル氏を捜査している事実を確認した。
しかしラヒム警察長官は、アンワル氏が既に事情聴取を受けたか否かに関してはコメントを控えた。ラヒム長官は、警察は公文書の遺失を避けるため、副首相オフィスと蔵相オフィスをガードしていると語ったが、「アンワル氏はオフィスへの立ち入りを禁じられたのか」との記者の質問に、同長官は「警察がガードしていると言えば、その意味は自ずから理解できるはず」と答えた。
ちなみにクアラルンプル市警察長官を含む警察幹部がこの日夜遅くまで副首相官邸にとどまっていたとされる。(ST,LZ:9/3)

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