1998-09-01 ArtNo.16325
◆<印度>パンジャブ製油所事業、PIBの最終認可待機
【ニューデリー】国営ヒンドスタン・ペトローリアム・コーポレーションLtd(HPCL)は公共投資局(PIB)の最終認可が折り次第、パンジャブ州Bhatindaにおける年産900万トンの製油所プロジェクトに着手する計画だ。
HPCLのRKマダン重役(ED)によると、詳細事業化調査報告書(DFR)は既に当局に提出済みで、PIBの原則認可も得ている。PIBの最終認可と環境省の認可が得られれば、プロジェクトに着手できる。
同社は目下米国エクソンと突っ込んだ合弁協議を進めている。両社の各26%の出資が予定されている他、IDBI、IFCI、ICICI等の金融機関にも合計12~15%の資本参加が求められ、残りのシェアは一般投資家に提供される。工期は40~42カ月、2002/2003年の試運転が目指されている。
同プロジェクトに平行してグジャラート州Mundraにおける港湾建設、同港から製油所までのパイプライン敷設、500MW(メガワット)のキャプティブ発電所の建設等も予定されていると言う。(IE:8/31)
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