1998-09-01 ArtNo.16318
◆<馬>英国Rebus、MSCにおけるR&Dに£100万投資
【クアラルンプル】英国拠点のRebus Group Plc傘下のマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)企業Rebus International Asia(RIA)Sdn Bhdは、向こう5年間にMSC内における研究開発(R&D)活動に100万ポンド(M$700万)を投資する。
RIA傘下RISのデービッド・ウォーリング重役(MD)によると、今年4月から活動を開始したRIAは主にマレーシアとアジア市場向けソフトウェア製品の開発とアップグレードを手がけている。初年度に25万ポンド、その後毎年15万ポンドを投じ、特にインターネット・ベースの保険業界向けソフトウェアの開発/改良を手がける。マーケッティングはRISとやはりRIA傘下のピータバーラ・ソフトウェア・マレーシアが担当する。
保険業が最初のターゲットにされる理由は、既に1ダース余りのこの種のソフトウェアが存在し、マレーシアやアジアのニーズに合わせたカスタマイズのみで用が足りるため。
R&D部門は5年内に100%ローカル・チームにより運営されることになる。またこの間にR&Dスタッフは6人から50人に増員される。
同社はマレーシア人学卒者を直接英国の大学からリクルートし、英国で6~12カ月の訓練を施した後、マレーシアでの勤務に就かせる。もし計画が順調に進捗すれば、R&Dセンターも英国からマレーシアに移転され得る。しかしそれも十分なローカル人材が確保されることが前提になると言う。(コンピュータイムズ:8/31)
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